鳥取不動産 ライフエステート★土地に建てられる家の広さには決まりがある?
土地は、都市計画法などにより、地域ごとに使用用途が決まっています。
また、建築基準法などで日影規制や道路から建物の距離などさまざまな制限があり、建築できる広さには条件があります。
そこで今回、「20坪」「30坪」「40坪」の土地にどれくらいの家が建築できるのかをご紹介するので、一戸建てを建てるときの参考にしてください。
20坪の土地に建てられる家の広さや間取り
20坪の場合、建ぺい率は最大80%のため、66㎡×0.8=52.8㎡の建物が建築可能です。
容積率は、延床面積で計算されます。
容積率が100%の場合は、1階が52.8㎡、2階を13.2㎡にすれば可能です。
建ぺい率が50%の場合は、容積率100%で2階建て、150%で3階建てを建てることで土地を余すことなく使用できます。
可能な間取りは、2LDK〜3LDKです。
要件により異なりますが、3階建てでは、1階がLDK、2階が寝室と収納、3階に洋室2部屋が目安です。
20坪の土地では、主に3階建ての狭小住宅が多く、容積率の制限の厳しいエリアでは建築が難しいと言えます。
30坪の土地に建てられる家の広さや間取り
30坪の場合、一般的な建ぺい率は60%です。
土地の広さ自体は畳60枚分相当になります。
実現できる間取りは、3LDK〜4LDKの2階建て+駐車場です。
一般的な間取りと同様に1階にLDKと和室、2階に洋室が2つ〜3つある家です。
ファミリーが多かったり、2世帯の場合は狭いと感じるケースがあるため、用途要件や建築基準法をクリアするのであれば、3階建てにしたり、地下を作ったりすると良いでしょう。
ただし、法律上建築できないことも多いため、可能であれば広い土地を購入するようにしましょう。
駐車場は、2台ほど確保が可能なスペースとなっています。
40坪の土地に建てられる家の広さや間取り
40坪の場合、建築可能な建ぺい率は用途要件や建築基準法により異なりますが、標準的な4人ファミリーならゆとりある間取りが可能です。
バスケットボールのコート面積の3分の1と同じ広さの40坪は、駐車場2台と広さがあるLDKを実現できます。
ただし、地価が高い都心部の駅近は法律などの規制で難しいと言えます。
また、駐車スペースやお庭なども規制にかかる可能性があるため、購入する際には、実現できるのか確認しましょう。
まとめ
土地の広さにより、建築可能な家の間取りが異なります。
また、都市計画法や建築基準法が厳しい地域では、イメージした家が建てられないケースもあります。
そのため、土地を購入する際は、希望の間取りやお庭、駐車場が実現できるかどうかを確認しましょう。
鳥取市の不動産売却・買取のご相談は、私たち株式会社ライフエステートにお任せください。
お客様のご希望に真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓